コーヒーと心臓病の関係についてはすでに多くの研究があります。結論的にはコーヒーを多く飲んでも心臓病が起こりやすいという証拠は見あたりません。
狭心症や心筋梗塞などの心臓病を起こしやすくする要素に、不適切な食生活、運動不足、ストレス、喫煙などがあげられます。コーヒーもその一つと疑われたこともありましたが、実はコーヒーを多く飲む人々に、喫煙者が多いこと、脂肪をとりすぎるなどの傾向があり、それで心臓病が増えるように見えていたことがわかりました。コーヒーそのものは心臓病を増加させる因子ではありません。
心臓病の予防のため、食生活、喫煙、ストレス解消に注意し、運動不足にならぬことが重要です。 |